Wednesday, November 30, 2011

PRAJ to Hold a March on December 7


Rights to Asylum Seekers and Immigrants!
Give Us Visa, Not Provisional Release!


Dear Friends,

    We, asylum seekers and immigrants, have got the status of "Provisional Release" after more than a year of detention by Japanese Immigration Bureau. It is, however, always possible for us to be detained again and again. We are still not allowed to work. Then how should we afford our life? Since we are also stricted to freely moving, we can't see our remote friends without permission of Immigration even in emergency. Moreover, we are forced to pay extraordinarily high medical expenses because we can't get national health insurance which every citizen in Japan has. In summary, those in the status of "Provisional Release" in Japan, supposed to currently amount to one or two thousands in total , are deprived of basic human rights. So we demand to the Immigration and the Ministry of Justice: Give us rights to live, give us Visa! Please join us.

  • Stop Mental Torture
  • Stop Killing Overstayers 
    Release Detainees from Your Torture
  • Stop Re-Detention


7 Dec. 2011 (Wed.), 12:00, gathering in front of Water Square in Hibiya Park, Tokyo, near Hibiya Sta. (metro) or Yurakucho Sta. (JR)
* If you come to the Hibiya Exit of Yurakucho Sta. (JR) at 11:30, then we'll take you to the park.



Organized by Provisional Release Association in Japan (PRAJ)
Contact: MASUDA 080-3421-4060 / MIYASAKO 090-6547-7628

12.7「仮放免者に在留資格を!」デモのおしらせ(法務省入管への要求)


難民・移民に生きる権利を!
仮放免者に在留資格を!

  わたしたち  難民(なんみん)・移民(いみん)は  入管(にゅうかん)による  長期収容(ちょうきしゅうよう)によって  心身(しんしん)共(とも)に  ボロボロに  なり、やっとのことで  仮放免許可(かりほうめんきょか)を  受(う)けました。

  しかし、いつまた  収容(しゅうよう)される  かも  しれません。それに、仮放免(かりほうめん)に  なっても  働(はたら)くことは  認(みと)められて  いません。仕事(しごと)を  しないで  どうやって生(い)きて  いけば  良(よ)いのでしょうか。

  また、移動(いどう)が  制限(せいげん)されて  おり、急(きゅう)に  遠(とお)くに  住(す)む  友人(ゆうじん)が  病気(びょうき)に  なっても、まずは  入管(にゅうかん)に  許可(きょか)を  得(え)ないと  お見舞(みま)いにも  いけません。さらに、在留資格(ざいりゅうしかく)が  ないため  国民健康保険(こくみんけんこうほけん)にも  加入(かにゅう)できません。

  仮放免者(かりほうめんしゃ)の  生活(せいかつ)は、労働(ろうどう)できず、国民健康保険(こくみんけんこうほけん)にも  入(はい)れず、生(い)きて  いく手段(しゅだん)、病気(びょうき)に  なっても  治療(ちりょう)を  受(う)ける手段(しゅだん)を  奪(うば)われて  います。仮放免者(かりほうめんしゃ)は  全国(ぜんこく)に  1000人から  2000人  いると  思(おも)われますが、わたしたちの  生存権(せいぞんけん)は  奪(うばわ)われて  います。

  わたしたちに生(い)きる権利(けんり)を!  在留資格(ざいりゅうしかく)を!  それを  要求(ようきゅう)して、法務省入国管理局(ほうむしょうにゅうこくかんりきょく)に  対(たい)する  行動(こうどう)を  おこないます。ぜひ、みなさん、参加(さんか)して  ください。

  • 長期収容(ちょうきしゅうよう)を  やめろ
  • 再収容(さいしゅよう)を  やめろ
  • 難民(なんみん)・移民(いみん)に  生(い)きる  権利(けんり)を
  • 仮放免者(かりほうめんしゃ)に  在留資格(ざいりゅうしかく)を

★2011年(ねん)12月(がつ)7日(なのか)(水(すい))12時(じ)
★日比谷公園(ひびやこうえん)(東京都千代田区(とうきょうとちよだく))噴水前集合(ふんすいまえしゅうごう)

最寄駅(もよりえき)・日比谷(ひびや)(地下鉄(ちかてつ))または有楽町(ゆうらくちょう)(JR)

※ 道(みち)が分(わ)からないひとは、11時(じ)30分(ぷん)、有楽町駅(ゆうらくちょうえき)(JR山手線(やまてせん))日比谷口改札(ひびやぐちかいさつ)に集合(しゅうごう)




主催(しゅさい) 仮放免者(かりほうめんしゃ)の会(かい) 

連絡先(れんらくさき) 増田(ますだ)080-3421-4060 宮廻(みやさこ)090-6547-7628

Thursday, November 24, 2011

ツイッター・電話・ファクシミリでの応援おねがいします!――東日本入管センター女性収容者の抗議(11/26追記)

  東日本入管センター(茨城県牛久)での収容者への医療放棄、帰国強要、母子分離、1年越え長期収容などの収容者の中の「深刻な重病人を早く外部へ出したい」という 2Bブロックの収容女性たちからの強い要望がありキャンペーンを行っています。

  以下に、とくに深刻な4名の女性収容者の状況を説明しております。
  1. ツイッターをやっているかたは、それぞれのリンク先をRTして頂けたら嬉しいです!
  2. また、ツイッターで、「#入管」のタグをつけてコメントしていただけるとさいわいです。東日本入管センターや法務省入管の職員さんたちは、自分たちの仕事が世間でどうみられているのか、とても気にしているらしく、当ブログやネット上での入管への言及を、まめにチェックしてるようです。
  3. フェイスブックをやっているかたは、お友達にひろめてください。(→ http://www.facebook.com/groups/264631850256170/)
  4. より直接的な抗議のしかたとしては、東日本入管センターに電話やファクシミリで意見をつたえるということもできます。

  東日本入国管理センター
  • 電話番号: 029-875-1291
  • ファクシミリ: 029-830-9010


☆ペルー人女性Sさん(DV被害者で小さな娘がいるが母子分離と収容)

  11/5と11/22に牛久入管からお手紙がきた。夫のDV被害を役所に訴えたら市役所の職員に警察を呼ばれてそのまま入管へ収容される。本来は小さいこどもを抱えて暴力を受けているのだから保護されるべきなのに理不尽です。

  市役所×警察×入管の連携プレーでの弱者いじめは止めて欲しい


☆中国人女性Rさん(腎臓結石による激痛あり)

  中国人女性Rさんは東日本入国管理センターに収容されている。腎臓結石で激痛が毎日あるが外部診療の許可おりず。結石はかなりの痛みだ。入管は場当たり的に痛み止めを出しているがその影響で髪の毛が抜け爪がボロボロにはがれだしている。東日本入管は医療ネグレクトするなら仮放免しろ!
  11/24 Rさんは「外部で医療を受けるのに手錠をかけられ腰縄をまわされるのが屈辱的で嫌です」と言っています。医療をうける時になぜ収容者は犯罪者の様に扱われるのか?単に精神的ないじめなのでは?私達は人権への配慮と即時開放を望む(11月26日追記)

☆タンザニア人女性(1年6ヶ月という長期収容者) 

  東日本入国管理センターに収容されているタンザニア女性は収容期間が1年6ヶ月。最近のケースで1年半を越えているというかなりの長期収容者はあまりみかけない。牛久入管は窓に紙が張られ外の風景さえ見れない。ストレスで自殺者が出るような場所から早く彼女が開放されることを望んでいる


☆中国人女性Kさん(心臓疾患による発作あり)

  11/17東日本入国管理センターの女性ブロックに収容中の数名と面会。心臓が悪いKさん:所内で倒れ近くにいた同室の女性たちが彼女をマッサージした。その間ほぼ10分間職員は駆けつけれなかった。もし次回発作が起こって彼女は生き延びれるのだろうか?収容=死の恐怖と闘う現実がある。



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Wednesday, November 2, 2011

第2回大会報告

  仮放免者の会(関東)は、10月16日、東京都港区にある港勤労福祉会館において第二回大会を開催しました。


  オープニングは、"La Bamba" や "We Shall Overcome" などのバンド演奏のあと、ドラムのリズムに乗せて「入管は再収容をやめろ」「在留資格を勝ち取るぞ」「全国の仮放免者と団結して闘うぞ」などのシュプレヒコールを日本語と英語で行って開幕しました。

  参加者は仮放免者が100名、仮放免者の配偶者や支援者が20名と計120名。昨年の結成時からの仲間、その後に東日本センターから仮放免になった仲間、以前から仮放免になっていたが仮放免者の会の闘いを知って新たに加わってきた仲間など、関東各地から大勢の仲間たちが参加しました。

  まず、ビデオクリップを使って、これまでの私たちの運動の経緯と運動の目的が報告されました。

  2009年の入管の退令執行の厳格化は、東日本センターの被収容者や関東の仮放免者に対しても大きな人権侵害を与えました。収容の長期化、難民手続きや行政訴訟の結果が出るたびの再収容・再々収容、さらに国費による無理やり送還。2010年の2月にはブラジル人、4月には韓国人が東日本センターで自殺し、3月には中国人が東京入管で自殺しました。同じ3月には横浜支局に収容されていたガーナ人のスラジュさんが国費無理やり送還されそうになり成田空港で死亡しました。「入管によって殺されるのか、自分で死ぬのか、私たちの未来は二つに一つだ」という思いが東日本センターの被収容者に広がり、5月には必死の覚悟で大規模ハンストを行いました。国籍や在留理由(難民か結婚か、など)の違いを越えて、入管から「帰国しろ」と言われても帰国できない私たちが初めて団結して闘いました。12日間にわたるハンストを経て、入管は「収容の長期化を回避する」と発表し、実際、長期収容者は次々と仮放免許可になり、仮放免保証金も50万円~80万円だったものが10万円~50万円、10万円も用意できない人はそれ以下にまで下がりました。

  しかし、やっとの思いで仮放免になった私たちを待っていたのは再収容でした。早い人は仮放免から2ヶ月で再収容されました。繰り返しの収容は、私たちを絶望に追いやります。私たちは、再収容反対、在留資格獲得を目的に昨年10月31日に「仮放免者の会(関東)」を結成しました。

  結成に先立って9月8日には、嵐のなかで再収容反対の東京入管包囲デモを行いました。仮放免者の会結成以後は、東京入管に再収容されている仲間を中心に再収容反対の闘いを行い、今年2月25日には再び再収容反対を掲げる東京入管包囲デモを行いました

  再収容された仲間の何人かは東京入管から仮放免になり、また2月から再収容が止まりました。今日参加している人たちの中にも、難民手続きや行政訴訟が終わっても再収容されなかった人たちがたくさんいます。

  さらに、今年の4月8月と全国一斉面会を行い、長期収容、再収容に反対する申入れを全国の入管収容施設に対して行いました。8月の全国一斉面会の時には、再審情願一斉申立も行い、在留資格の付与を要求しました。

  私たちの運動は全国的に広がっています。私たちが組織を作った1か月前の昨年9月には関西で仮放免者の会が結成されました。そして今年9月には名古屋で、「東海地区仮放免者の会」が結成されました。関東・東海・関西、この三つのエリアに、全国の仮放免者のほとんどが住んでいます。東海地区での仮放免者の会の結成は、私たち関東や関西の仮放免者が待ち望んでいたものでした。私たちの運動の目標は在留資格取得ですが、そのためには法務省入国管理局の政策転換が必要です。相手は地方入管や入国管理センターではありません。法務省入管に対して要求していくためには全国的な団結の力が必要です。東海仮放免者の会結成大会には関東・関西からも参加し、全国的な運動を開始することをみんなで確認しました。

  すでに私たちの運動は全国的な運動になりました。今も仲間たちを苦しめている長期収容、再収容に反対し、みんなへの在留資格取得に向かいましょう。
以上の報告を、大会参加者からの活発な意見を求めながら行いました。BONDの宮廻さんから補足報告をしてもらいました。

  続いて、牛久入管収容所問題を考える会SYIなどの支援団体からの連帯挨拶を受け、弁護士からの来賓挨拶を受けました。指宿昭一弁護士(第二東京弁護士会、関東弁護士会連合会「外国人のための人権救済委員会」副委員長)からは、私たちの運動は日本の人権問題において非常に重要であること、私たちの運動は的確な効果があり入管としても重視せざるを得ないこと、多くの弁護士が私たちの闘いに関心を寄せていることなどが報告されました。

  休憩をはさんで、国籍別・地域別の会議を行い、それまでの報告についての質問を受けたり討議をして、国別のリーダーを選出しました。スリランカ、パキスタン、バングラデシュ、イラン、東アジア、アフリカ、中南米に分かれ、さらに討議の後半、横浜入管管内である神奈川県在住メンバーで独自に討議しました。

  各国あるいは各地域から選ばれたリーダーをリーダー会議のメンバーとして採択し、今後の運動方針は、長期収容と再収容に反対し在留資格の獲得をめざすことにあることを運動方針として採択し、そのために12月7日に法務省入国管理局に対するデモンストレーションを行うことを採択しました。

  そして再びシュプレヒコールを行い、新リーダーの一人からの閉会挨拶を受けて第二回大会を終了しました。

  今回の大会に向けて仮放免者の会のTシャツも作り、会場で販売しました。

  今回の大会は大成功に終わりました。第一に、当事者である仮放免者の参加が昨年の結成大会よりも二倍以上に増えました。昨年は会場が地下鉄で行く場所で、行き方がわからずに参加できない仲間もいましたが、今回はJR山手線の田町駅近くでわかりやすく、それ以上に、これまでの私たちの闘いがより多くの仲間たちに支持されてきたからです。会場に座りきれないほどの仲間が参加しました。第二に、ビデオクリップなども用いて、これまでの闘いと今後の方針を参加者にわかりやすく説明することができました。初めて仮放免者の会の活動に参加した仲間も、団結して闘うことに確信を持ち、希望に満ちあふれて帰ることができました。第三に、国別・地域別組織が強化され、仮放免者の会の足腰が強くなったことです。以上、参加者の数と参加した人の意識、国籍別組織の建設、この量と質の両面で良い成果を収めることができました。

  今回参加した仮放免者の仲間は100名ですが、入会申込書は400名近く集まっており、きちんと連絡さえ取れればもっと多くの仲間が集まります。そのためにも国籍別の組織を仮放免者の会の足腰としてしっかりと強化させていかなければなりません。第二回大会を出発点に、もっと力強い運動へ、そのための組織の建設に向かっていきます。うれしいことに、すでに全国的な運動の基礎ができています。その中でも、仮放免者の数が圧倒的に多いのは関東であり、私たちの責任は重大です。全国の仲間たちのために、全国の仲間たちと力を合わせて、在留資格獲得に向けて奮闘します。



【関連リンク】
  月刊『イオ』編集部のかたが、大会に参加し、ブログで報告をしてくださいました。『イオ』には、今年はじめに仮放免者の会の活動を誌面でとりあげていただ きました。
 
  また、関西の支援団体「WITH(西日本入管センターを考える会)からのメッセージを、転載させていただきました。

【転載】WITH(西日本入管センターを考える会)からの連帯メッセージ

  10月16日に開催した仮放免者の会(関東)の第2回大会によせて、関西のWITH(西日本入管センターを考える会)から力強い連帯メッセージをいただきました。WITHのみなさま、ありがとうございます。
  WITHは、大阪府茨木市の西日本入管センターの非人道的な収容と強制送還に抗議し、同センターでの面会活動なども精力的におこなっているグループです。


  以下、連帯メッセージを紹介させていただきます。メッセージは、英文・日本語文(漢字かなまじり)・日本語文(ひらがな・カタカナ)の3バージョンでおくっていただきました(「ひらがな・かたかな」と「漢字かなまじり」のものは、この記事を下にスクロールしてお読みください)。

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October, 16th , 2011
Dear my friends in Kantou area
WITH

It has been a year since the Inaugural Assembly for PRAJ (Provisional Release Association in Japan) in Kantou Area in October 2010. We are pleased to witness the progress in the actions involved, at the same time, hope that one of our goals: “End All Re-Detention by Immigration and Get Visa!” will be realized. We hereby send you a message of solidarity from Kansai.

We, a volunteer group called “WITH” have seen many people detained in the long-term, while their mental and physical health is greatly harmed, and released with no right to work or no health insurance. We have questioned ourselves many times if we could break this high, thick wall in front of us. While meeting detainees and supporting people on provisional release, we were not sure if we could change the situation.

But the last few years, we are seeing the light of hope. We witnessed two hunger strikes occurred in Ibaraki (Nishi Nihon) and Ushiku (Higashi Nihon)last year. During the two hunger strikes, we, WITH, have communicated with the detainees by telephone every day. The detainees became full of energy day by day, and we learned the power to break the wall had to be made this way.

It is you who break the wall. Your decision and power, to fight the immigration until you get a status of residence, will be able to break the wall. This is why we all have to unite our power and efforts, and fight for our rights.
Later on, there have been newly born PRAJ in many areas including Kansai, Kantou and Tokai. That has made it come true to unite ourselves all over Japan in order to fight against re-detention in immigration centers and for obtaining a status of residence. Everybody is determined to fight the immigration for the right to stay in Japan, not being afraid of re-detention.

Today for the second Assembly of PRAJ in Kantou Area ,we, WITH, are going to send you the message below.

Each of you has different backgrounds, but what you have in common is your wish to live in Japan. Let’s make a protest together when the immigration tells you, “Go back to your country because your trial is finished!” or “We will never give you a status of residence!” Even if you are re-detained, tell the immigration that you are not leaving Japan. And, the rest of us will make a protest to release him/her as soon as possible. Please stay with us and work for everyone, even after you obtain a status of residence. We have to work together until all of you obtain one.

We, “WITH”, will promise to work with you until the end. Thank you.

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2011ねん10がつ16にち

かんとう「かりほうめんしゃのかい」
だい2かい たいかい に よせて
WITH(にしにほんにゅうかんセンターを かんがえる かい)

  さくねん 10がつの  かんとう「かりほうめんしゃのかい」の けっせい たいかい から 1ねんが すぎました。この1ねんで みなさんの かつどうが すすんで いることを およろこび もうしあげます。そして、いちにちも はやく「にゅうかんによる さいしゅうようを かんぜんに ストップし、ざいりゅうしかくの しゅとくへ」という ねがいが じつげん されることを いのって、かんさいからの れんたいの メッセージを とどけます。
  わたしたちWITH(「にしにほんにゅうかんセンターを かんがえる かい」)わ、まいしゅう いばらきし に ある にしにほんにゅうかんセンターに しゅうようされている かたがたと めんかいし、そして かりほうめん された かたがたの せいかつしえんを つづけています。そんな なかで わたしたちが ずっと なやんでいたこと、それわ、ながいあいだ しゅうようされ、からだも こころも ボロボロになり、そして はたらく けんりも けんこうほけんも ないままで かりほうめんされる、・・・この たかくて かたい かべを のりこえることが できるのだろうか、と いうこと でした。
  しかし ここすうねん、すこしずつ ひかりが みえ はじめました。きょねんの 3がつと5がつ、かんさいと かんとうのふたつの にゅうかんセンターで あいついで ハンストが おこりました。とうじ WITHわ、まいにち、ハンストを たたかっている ひとたちと でんわで れんらくを していましたが、しゅうよう されている ひとたちの ちからが どんどんおおきく なったことを かんじて いました。かべを こわす ちからわ このようにして つくられて いくのだ、そして、きっと ちかいうちに このかべを くずす ひが くるはずだ、と おもうように なりました。
  そのご、かんさい・かんとう・とうかい で つぎつぎと「かりほうめんしゃのかい」が つくられ、さいしゅうようストップ と ざいりゅうしかくかくとくを もとめて ぜんこくてきな だんけつが じつげん されました。さいしゅうようを おそれず、ざいりゅうしかくかくとく まで にゅうかんと たたかおう、と みなさんが ちからづよく けつい したから です。
  きょうの かんとう「かりほうめんしゃのかい」だい2かい たいかい に さんかされた みなさんに、WITHから、メッセージを つたえます。
  もしも にゅうかんから「さいばんが おわったんだから かえれ!」とか、「ぜったいに ざいりゅうしかく なんか やらないからな!」と いわれたら みんなで こうぎ しましょう。さいしゅうよう されても「わたしわ かえらない!」と はっきり いいましょう。ほかの みんなわ「さいしゅうよう するな!はやく かりほうめん せよ!」と にゅうかんに ようきゅう しましょう。そして たとえ じぶんに ざいりゅうしかくが でても、なかまぜんいんが ざいりゅうしかくが とれるまで いっしょに たたかいましょう。
  ここに さんか している みなさん ひとりひとりが ちからを あわせて、たかい かべを こわし、じぶんたちの けんりを たたかい とりましょう。WITHわ、さいごまで しえん しつづけることを やくそくします。いっしょに がんばりましょう。


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2011年10月16日

関東「仮放免者の会」第2回大会に寄せて

WITH(西日本入管センターを考える会)

  昨年10月の関東「仮放免者の会」の結成大会から1年が過ぎました。この間の活動の前進を喜ぶと同時に、一日も早く「入管による再収容を完全にストップし、在留資格の取得へ(End All Re-Detention by Immigration and Get Visa!)」という願いが実現することを祈って、遠く関西から連帯のメッセージを届けます。

  私たちWITH(「西日本入管センターを考える会」)は、茨木市にある西日本入管センターに収容されている方々と毎週面会し、そしてささやかながらも仮放免された方々の生活支援を続けています。活動しながら私たちがずっと悩んできたこと、それは、長期間収容され、身も心もむしばまれ、そして働く権利も健康保険もないままで仮放免される・・・この高くて堅い壁をいつの日か乗り越えることが出来るのだろうか、ということでした。
  しかしここ数年、少しずつあかりが見え始めました。昨年の3月と5月、関西と関東の二つの入管センターで相次いでハンストが起こりました。当時WITHは、毎日、ハンストを闘っている人たちと電話で連絡をしていましたが、日一日、収容されている人たちの力がどんどん大きくなったことを実感しました。壁を壊す力はこのようにして作られていくのだ、そして、きっと近いうちにこの壁を崩す日が来るはずだ、と思うようになりました。
  その後、関西、関東、東海で次々と「仮放免者の会」が結成され、再収容阻止と在留資格獲得を求めて全国的な団結が実現されました。再収容を恐れず、在留資格獲得まで入管と闘おう、とみなさんが力強く決意した成果です。

  今日の関東「仮放免者の会」第2回大会に参加されたみなさんに、WITHから、以下のメッセージを伝えます。
  入管に「裁判が終わったんだから帰れ!」とか、「絶対に在留資格なんかやらないからな!」と言われたら、みんなで抗議しましょう。たとえ再収容されても「私は帰らない!」とはっきり言いましょう。他のみんなは「再収容するな!早く仮放免せよ!」と入管に要求しましょう。そして、たとえ自分に在留資格が出ても、仲間全員が在留資格をとれるまで一緒に闘いましょう。
  ここに参加しているみなさん一人ひとりが力を合わせて、高い壁を壊し、自分たちの権利をたたかい取りましょう。WITHは最後まで支援し続けることを約束します。一緒にがんばりましょう。

Tuesday, November 1, 2011

重病のAさんに仮放免許可/2Bブロックの要求書

  まず、前回の記事について続報です。


  一度は心停止におちいるという深刻な病状にありながら、東日本入管センターに外部診療を拒否されていたAさんについてです。先日Aさんに仮放免許可が出ました。きょう(11月1日)のうちに、収容所から出られる予定です。
  なによりAさんご本人とご家族(夫と義母)、そしてAさんとおなじ2Aブロック収容者の仲間たちによるセンターへのねばり強い抗議と要請が功を奏したものとおもわれます。また、記事にコメントをくださったかた、ツイッターやはてなブックマークなどで記事をひろめ、また入管の人権侵害をゆるさない意思をしめしてくださったみなさまに、心から感謝をもうしあげます。今後ともご注目のほどよろしくお願いします。


  2Aブロックの収容者たちには、最近、あいついで仮放免許可が出ております。前回の記事で指摘したように、東日本入管センターの医療体制の悪化は、いま非常に深刻になっていると私たちは認識しております。センターが収容者への十分な診療をおこなえる体制にないならば、病状の深刻なひとからさきに、できるだけ早期に仮放免許可を出すべきです。そうした観点から、2Aブロック収容者をつぎつぎに仮放免している、最近のセンターの対応は適切なものと考えます。


  さて、2Aブロックのとなりの2Bブロックからも、所長あてで連名での要求書が提出されております。
  とくに深刻な7名の病状を具体的に報告し、「収容期間が半年を越える者、収容に耐えない重病者、再収容者への仮放免許可」を要求する内容です。要求書にある「センターでの収容実態は監禁的収容であり、精神を破壊し、健康を著しく害するものです」という指摘はまったく的確なものと考えます。要求書が報告している7名の病状をみると、いずれも収容に耐えられない重病人が収容されており、また収容が病状悪化の原因あるいは病状そのものの原因であることが推察されます。
  要求書は、11月5日をセンターからの回答期限としています。この日までにセンター側が誠意をもって回答すること、また長期収容者・重病者・再収容者の早期仮放免許可をもとめます。
  以下、要求書を転載します。

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東日本入国管理センター所長殿

  私たち東日本入国管理センターに収容されている収容者です。私たち意見と要求を申し入れます。

A. 彼女長時間の収容による、ストレスが受けて左右両方腎臓結石が見つかりました。入管の医者先生の診断で右側が手術しないと治らないって言う症状です。今でも2,3日に一回強い痛みが起ってしまって頭痛とか、食欲不症、イライラ感など症状もあらわれてきていました。本人が精神的に破壊し、我慢の限界です。

B. 彼女も苛酷な収容生活の原因で心臓病の持病が再発しました。10月17日、心臓が痛くて、息ができなくなって、トイレで意識が失いました。全身も痙攣しまして、体すごく冷たいなりました。彼女も重い病気を抱えて、収容に耐えない状況でした。本人も自分の病気に対して、すごく心配で不眠、目まい、食欲不症など反応が出ていました。

C. 彼女長期収容の原因で生理不調で10ヶ月ぐらい生理が来なくなりました。腹痛、子宮痛、不眠、食欲不症がいろいろ症状が現れてました。

D. 彼女長時間の収容によるショックとストレス受けて食欲が失いました。4,5日にご飯が口に入れなくて、その原因で胃が強く痛くて吐いて、体すごくダメージを受けられました。

E.. 彼女、ストレスや、収容生活の原因で胃痛又は腹痛、腹が張る、胸が痛い、生理不調など症状が出ておりますが、医者先生から出してもらったの薬がなかなか効かなくてさらに症状がひどくなりました。

F. 彼女長時間の収容ストレス、収容生活の原因で肺炎、胸が痛い、ときどきミルク出ております。目まい、のどが痛い、体がすごくだるいなりました。

G. 彼女長時間の収容生活の原因で血圧が高い、目まい、頭痛、食欲不症がいろいろ症状が現れて来ました。

  彼女たち、それぞれ重い病気を持って苛酷な収容生活に耐え難いです。収容身体が病気の原因悪化させないように一刻も早く仮放免を許可して、早めに外の病院で受診してもらいたいです。どうかよろしくお願いいたします。センターでの収容実態は監禁的収容であり、精神を破壊し、健康を著しく害するものです。収容期間が半年を越える者、収容に耐えない重病者、再収容者への仮放免許可を申し入れます。私たちから貴職への申し出に対して来月5日まで回答してください。

〔以下、2Bブロック収容者11名の署名――省略〕