東京入管に収容されているミャンマー国籍の方おふたりから、3通の手紙のコピーをあずかりました。インターネットで公開してもよいとの承諾をいただいたので、ここに掲載します(執筆者おふたりの名前や個人を特定できる記述はマスキングしております)。
3通の手紙は、それぞれ日本の外務省、法務省、駐日ミャンマー大使館におふたりが連名で送ったものです。
外務省・法務省あての手紙は、クーデターをおこなった軍に対して日本政府と日本の国民が圧力をかけるよう要請しています。また、入管に収容されている人もふくめ、日本にいるミャンマー出身の難民たちを助けてほしいと求めています。
手紙の送り主の2名は、2月8日から10日までの3日間、収容されている東京入管にてハンガーストライキをおこないました。
ハンストの目的は、ミャンマーでの軍によるクーデターの動きに抗議し、外で抗議活動しているミャンマー人たちへの連帯の意思表示をおこなうことだとのことです。あわせて、今回のクーデターであきらかになったように、難民申請している自分たちはいよいよ帰国できる状況ではないので、仮放免を許可し、難民として認めるようアピールすることも、ハンストの目的であるとのことでした。
2名のミャンマー国籍の被収容者は、14日(日曜)20:30からの24時間、おなじ趣旨で2度目のハンストをするとのことです。
報道等からも、ミャンマーの現状が、難民として保護を求めている人を送還してよい状況ではないことは、火を見るよりもあきらかです。入管が、こうした人たちを退去強制の対象者として収容しつづけることは、とうてい許されないことです。
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【外務省・法務省あての手紙の文面】
日本政府の日本の国民皆様に心から助けを求めるのお手紙です。
1.現在ミャンマー国内に起こした軍のクーデターに関してアウン・サン・スーチ氏と一緒に拘束されたほかの国民の解放のために日本の政府からミャンマーの軍人に強く圧力をするようにお願いをいたします。
2.1962年から今の時代までミャンマー国内、国外から軍人政権に抗議してました。軍人政権を限定されるように頑張りました国民や政治活動家、軍隊に暴力受けた少数民族(Ka chin, Ka yin, Rohingya...)迫害されてることなどに助けをよろしくお願いいたします。
3.2020年11月にミャンマー国内に行った総選挙の結果をミャンマーの軍人は認めるように強く圧力をするようにお願いをいたします。
4.日本の助けを待っていました日本国内に居る苦しんでいるミャンマーの難民たち、ミャンマーの軍人とさまざまなトラブルに巻き込で[巻き込まれて]国に帰れないから入管に収容されていました私難民たちにもお助けを求めます。助けてください。
ほんとにこころからお助けを求めてございます。
よろしくおねがいいたします。
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