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Sunday, July 28, 2019

大村入管でのハンストについて続報



 7月15日から始まった大村入国管理センターでのハンストは、現在も続いています。

 大村の被収容者たちからの電話等での連絡によると、開始から13日たった26日時点で、少なくとも16名がハンストを続行しているとのことです。

 ハンストで要求しているのは、つぎの2点です。

  1. 長期収容をやめること。仮放免を許可せよ。
  2. 大村入管センター所長の荒川満は、ナイジェリア人を死亡させた責任をとって辞任しろ。

 今回のハンストには参加していない人からの報告によると、ハンストによって体調をくずして尿に血がまじるという症状が出ている人が3人いるほか、病院に運ばれて点滴を打たれそうになったけれどもこれを拒否した人もいるとのことです。この連絡をくれた人は、「死ぬか生きて外に出るかどちらかだと言ってハンストをしている人がいる、このままではまた死人が出るのではないか」と心配しています。

 最近たびたび報道されている東日本入管センターと同様、大村でのハンストも、収容の超長期化と言うべき絶望的な状況のなかで、きわめて強い覚悟のもとハンストをおこなっている人が多数います。死亡者がまた出てしまうのではないかという危惧をいだかずにはいられない状況です。

 こうしたことから私たちは大村入管センターにたいし、2年をこえる超長期の被収容者はハンストをしているかしていないかにかかわらず無条件で仮放免し、長期収容をやめるという意思を明確に行動で示すよう、電話で申し入れました。

 みなさまには、大村入管センターの人権状況に今後とも注視していただくと同時に、同センターに対し、「人命を大事にする観点から長期の被収容者を解放すべきだ」などの意見を届けていただくよう、お願いします。


大村入国管理センター
 電話: 0957-52-2121
 ファクシミリ: 0957-27-3070
 住所: 856-0817 長崎県大村市古賀島町644-3


 また、報道関係者のみなさまには、ハンストの参加者ふくむ、入管施設の被収容者に取材し、その声を報道していただくよう、お願いします。


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