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Wednesday, August 16, 2017

8.14再収容停止の申し入れと東京入管前激励行動



   8月14日、東京入管の前にて、13時より被収容者を激励する行動をおこないました。この日の行動は、毎日新聞が報道しております。
  また、14時からは、東京入管にたいして、仮放免者の再収容をやめるよう、申し入れをおこないました。以下、申入書を掲載します。

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申 入 書

2017年8月14日
法務省入国管理局長 殿
東京入国管理局長 殿

東京入国管理局主任審査官 殿
仮放免者の会

難民不認定異議申立棄却通知や敗訴確定、仮放免条件違反(指定住居、就労)を理由とする再収容の中止、再収容者への早期仮放免を求めます
 退令仮放免者は、退去強制令書発付処分を受け、多くは長期に渡る退令収容に耐えて仮放免となった者である。長期収容は、心身をむしばみ、誰しも拘禁反応に苦しめられた。それでも退令に服することはできない者が退令仮放免者として存在している。1980年代半ばからのバブル景気の労働力不足の時代から入国して働いて来た者、日本人や正規滞在外国人と日本で出会い結婚した者、子が日本で生まれ育ち就学している者、日本に庇護を求めて入国した難民など、事情は様々だが、いずれも帰るに帰れない事情を抱えているからこそ、執行面接にも長期収容にも耐えて仮放免になったのである。
  その仮放免者の再収容は、再び拘禁状況の中で心身を衰弱させるだけであり、人権侵害に他ならない。2009年7月から2011年1月にかけての東京局での再収容件数の激増の期間を見ても、また2013年以降の再収容の事例を見ても、ほとんどの者は、再び三度の長期収容に耐えて仮放免となっている。
  また現在、昨年来の仮放免条件違反を理由とする再収容が激増し、難民異議棄却や敗訴確定を契機とする再収容も激増し、仲間たちが再度、再々度の収容に苦しめられている。逃亡したわけでもないのに、引越の報告が遅れたからと収容されたり、生きていくためにやむなく稼働したことを理由に収容されたりしている。もはや、再収容そのものが目的化しているとしか受け止めることができない。収容-仮放免-再収容-仮放免-再々収容-仮放免と繰り返される入出所は、ただ本人を痛めつけ、生活を破壊するだけであり、収容権の濫用である。
  私たちは、こうした収容権の濫用について絶対に反対である。再収容を中止し、すでに再収容された者を速やかに仮放免することを申し入れる。


以 上


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