当ブログでもすでに案内させてもらっていますが、10月3日に大阪で「憲法違反の難民申請者チャーター便送還を問う」関西集会が開催されます。
この集会の、マスコミ向けに配布しているプレスリリースを転載します。
なお、集会内容に一部変更があります。変更点については、TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)のページ、または、以下に転載するプレスリリースをご参照ください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【転載】
マスコミ各位
2015年9月25日
「憲法違反の難民申請者チャーター便送還を問う」関西集会 実行委員会
シリア難民だけではない、日本国内の難民にも光を!!
チャーター機による難民強制送還反対決起・関西集会開催!!
2014年12月18日、法務省入国管理局がチャーターした航空便でスリランカ難民申請者が大量に強制送還されました。そのうち多くは難民として認めない入国管理局の最終処分が出た直後、うむを言わせずバスに乗せられ羽田空港まで無理矢理送られました。日本は1981年に難民条約に加盟しているにも関わらず、このような蛮行は許されてよいのでしょうか?
日本国憲法32条は、「何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪われない」。この条文によって入国管理局の難民不認定処分を保護を求める人は、処分の取り消しを求める裁判を受けることが出来るのです。しかしながら、保護すべき難民の裁判を受ける権利を無視して強制送還は強行されました。入国管理局は、自国での迫害の恐怖に怯え命からがら助けを日本に求めてきた多くの人の自国の迫害する可能性が高い「為政者」 に無条件で引き渡したのです。
日本国憲法前文は、次のように私たちに語りかけます。「私たちは、全世界の国民が等しく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」日本国憲法違反のチャーター便による強制送還という難民政策の正当性や私たちに突き付けられた課題を考えていただきたく、本集会を開催いたします。
開催日:2015年10月3日(土)
時間:13時30分~16時00分
場所:エル・おおさか(視聴覚室)
参加費:1000円
内容: ネットを介した強制送還された難民へのインタビュー 、解説
憲法違反についての解説、今後の取り組みについて
集会の最後には、写真アクション(日本でも難民を受け入れよう!というメッセージを世界に発信するため、バナーを用いた参加者全員での写真撮影)を行う予定です。
■連絡先■
主催:「憲法違反の難民申請者チャーター便送還を問う」実行委員会
宣伝広報担当:TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)
メール:try@try-together.com
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
関連
No comments:
Post a Comment