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関東仮放免者の会「宣言」/賛助会員募集とカンパのおねがい

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Saturday, September 1, 2012

東京入管でも被収容者のハンスト――50名以上が参加



  東日本入国管理センターでのハンストについて、その経過と現状の報告はいますこしお待ちください。

 

これまでのハンスト報告記事


  このハンストへのご支援・ご注目をいただいているみなさまに、心より敬意を表します。

  さて、東京入国管理局(東京都港区)でも、8月30日・31日と被収容者によるハンガーストライキがおこなわれたことが、被収容者からの連絡でわかりました。各ブロックの被収容者たちとの面会などをとおして確認したところ、5ブロックにわたり50名以上が参加したとのことです。

  東京入管のハンスト参加者は、マスコミによる報道等で、長期収容に反対する東日本入管センターでの大規模ハンストを知り、これに連帯する意味もあって、ハンストを始めたそうです。

  ハンスト参加者たちの要求は、長期収容をやめてほしい、仮放免申請の審査期間の短縮、仮放免不許可の場合に不許可理由を説明すること、処遇の改善などです。ブロックによっては、これまで再三にわたり提出してきた、連名の要求書に回答することも要求しております。

  東京入管の被収容者たちは、処遇の改善や仮放免不許可の理由説明、帰国者への便宜供与など、さまざまな項目にわたって、これまでも連名で要求書を出し、また話しあいの機会をもうけることを要求してきました。ところが、東京入管側は、これに対し、誠意ある回答をすることはなく、事実上の無視という対応をとってきました。

  処遇の問題はもとより、入管側が被収容者をたんに管理対象とみなし、対話を拒否してきたことに対して、東京入管の多くの被収容者たちは強い怒りをもっています。そういった入管側のこれまでの不当なあつかいが下地にあって、東日本入管のハンストに呼応し連帯するかたちで、東京入管でも集団ハンストがおこなわれたものとおもわれます。

  東京入管の被収容者のうち、退去強制令書が発付されたものの、帰国できない事情をかかえた人たち、また帰国しないことを選んだ人たちの多くは、いずれ東日本入管センターに移収される可能性が高いです。その意味でも、東京入管の被収容者たちもまた、東日本入管センターでのたたかいを注視しています。

  入管による人権侵害の問題に関心をよせるみなさまがたにおかれましても、東京入管ならびに東日本入管センターの被収容者たちのたたかいに、ひきつづきのご支援とご注目のほど、よろしくお願いいたします。

◇        ◇        ◇        ◇        ◇
 
  以下は、東京入管の被収容者たちが、7月に提出した連名での「申し出書」です。東京入管の処遇問題、また被収容者に対する差別的なあつかいについて、くわしく書かれた文書です。ぜひ、お読みください。

  また、東京入管被収容者による、同様の「申し出書」等を提出し、入管側に交渉を呼びかける動きは、その後もねばり強く続けられており、このブログで今後とも報告していきます。今後とも、いっそうの注目をお願いします。

Friday, August 31, 2012

東日本入管センターでのハンストについてのマスコミ各社報道





  7月20日からおこなわれている、東日本入管センターの被収容者によるハンガーストライキについて、いくつか報道が出ているようです。




20ヶ国の120が入管でハンスト / 仮放免求める
  東日本入国管理センター(茨城県牛久市)に収容中のパキスタンやフィリピンなどの20カ国の男女約120人が、長期収容者の仮放免などを求め、無期限のハンガーストライキを始めたことが20日、支援団体「BOND」(外国人労働者・難民と共に歩む会)への取材で分かった。
  BONDによると、センターには約350人が収容されている。センターが必要と認めた場合に仮放免されるが、申請が不許可になるケースが多いことや不許可の理由が説明されないことについて改善を求めている。
  センターは「ハンストが行われていることはまだ確認していないが、意見や要望があれば回答したい」としている。
『東京新聞』2012年8月21日


「長期収容やめて」70人がハンスト / 牛久入管センター
  牛久市久野町の法務省東日本入国管理センターで、収容者の一部によるハンガーストライキが起きていることが28日わかった。ハンストは20日に開始。支援団体によると、長期収容を止めるよう訴えている。開始時点から参加者は減っているが、依然約70人の男女がセンター側から提供される給食を食べていないという。
  ハンストを受け、支援団体の「BOND」は、センター側に1年以上の長期収容中止を申し入れた。同センター収容者数は約400人。(橋本ひとみ)
『常陽新聞』2012年8月29日

入管施設60人が食事拒否 / 茨城 難民認定長期化 抗議か
  法務省の「東日本入国管理センター」(茨城県牛久市久野町)で、難民認定を求めるなどして収容されている外国人の一部が、提供される給食を食べるのを拒否していることが29日、わかった。
  同センターによると、28日現在、約400人の収容者のうち約60人が給食をとっていないという。
  外国人労働者や難民の支援団体「BOND」(高根淳代表)によると、難民認定手続きが長引くなどの理由で同センターに長期間留め置かれているスリランカ、ガーナなど約20か国の120人が20日からハンガーストライキを始めた。入所者は、面会した同団体メンバーに「長期収容をやめてほしい」と訴えたという。長期収容者の多くは半年以上留め置かれ、2年以上収容されている人もいるという。
  同団体の宮廻(みやさこ)満副代表は「長期収容者らは精神的に追いつめられている」として、早期に状況を改善するよう求めている。
  同センターは「給食を拒絶している入所者がいるのは事実だが、要求は出ておらず、ハンスト(が行われているとの認識)はない」としており、給食を食べるよう説得しているという。
『読売新聞』2012年8月30日


  茨城県牛久市にある法務省の入国管理施設で、不法滞在や不法入国などで収容されているおよそ60人の外国人が、給食を拒否していることがわかりました。
  「東日本入国管理センター」によりますと、施設に収容されているおよそ400人のうち、ガーナやイラン、フィリピンや中国、韓国などおよそ20か国の100人以上が、今月20日から一斉に給食を拒否し始めたということです。29日の時点でもおよそ60人が拒否を続けていて、一部は処遇の改善や仮放免を求めています。
  給食を拒否している収容者は、差し入れや自費での物品購入などで食事をとっているということですが、東日本入国管理センターは「施設内での規律の維持や保安に影響を与えかねない」として、収容者の説得を続けています。(30日11:28)
TBS  2012年8月30日


  茨城県の東日本入国管理センターで、長期間の収容に不満を持つ外国人の一部が給食を拒否していることが分かりました。
  法務省などによりますと、センターに収容されている約400人の外国人のうち、スリランカ人やガーナ人など約60人が給食を拒否しているということです。この外国人の多くは、強制退去が命じられても帰国を拒否していて、収容が半年から2年に及んでいます。長期間の収容に不満を持っていて、一時的にセンターから解放される「仮放免」や、難民として保護されて日本での一定の権利を得る「難民認定」を求めています。外国人労働者や難民を支援する団体によりますと、外国人は仮放免などを求めて給食を拒否していますが、団体が差し入れたクラッカーなどは食べているということです。この団体は28日、法務省に仮放免などを求める申し入れをしました。法務省は「内容を精査して検討する」としています。
テレビ朝日  2012年8月30日





Tuesday, August 28, 2012

東日本入管センターにおけるハンスト9日目 / センターと法務省入管への申し入れ





  東日本入国管理センター(茨城県牛久市)の長期収容に抗議する被収容者のハンガーストライキが、8月20日の開始から9日たちました。120人が参加して始まったハンストは、いま現在も70人強がつづけております。

  東日本入管センターの被収容者のほとんどは、日本への在留希望者です。帰国した場合に身の危険が予想される難民申請者、パートナーや子どもなどが日本にいるひと、日本で暮らし働いてきた期間が長期間にわたり国籍国にすでに生活基盤のないひと。入管が在留資格をみとめず、退去強制令書が発布されたものの、こういった、いわば帰るに帰れないひとたちが、半年以上、長いひとになると1年半あるいは2年以上、この牛久市の収容所にとめおかれております。

  体調不良をおぼえて診療をもとめても1ヶ月以上待たされることも珍しくないという、劣悪な医療状況。職員による硬軟とりまぜた帰国強要にはじまり、窓ガラスにフィルムを貼って外の景色を見せない、あるいは仮放免申請をいっさいの理由の説明なしにくりかえし不許可にする、といった周到かつ意図的な精神的圧迫。このような劣悪な収容施設に、いつ外に出られるともわからず、長期間にわたって監禁されれば、だれもが(←まったく誇張ではありません)心身の健康をそこないます。

  東日本入管センターの被収容者は、例外なく、拘禁反応とみられる心身の不調になやまされています。高血圧、不眠、動悸、極度の食欲不振、めまい、生理不順などなど。その他、重病にかかっている被収容者も、じゅうぶんな治療を受けられずに、監禁されています。

  こういったひとたちが70人以上、10日たとうとしている現在も、ハンストを続けているのです。

◇        ◇        ◇        ◇        ◇

  センター側は、こうした被収容者のたたかいに対して、分断と切り崩しをはかる工作をしかけてきています。

  あるブロックでは、ハンスト参加者のまとめ役のひとりに、ハンスト開始数日後に仮放免不許可を通知してきました。私たちが観察している、最近のセンターの運用からみて、ほぼ許可が出ているケースでした。その一方で、他のブロックでは、ハンストに参加してないひと、特にそのなかでも途中からの参加合流を計画していた被収容者に対し、たてつづけに、仮放免許可を出す用意があるということを示唆してきました。

  また、他のブロックのあるハンスト参加者は職員から「このままハンストを続けると、これまでみんなが要求して改善してきたものが、全部ダメになるかもしれない」とのおどしを受けたとのこと。これに対し、この被収容者は「処遇を改善しないと、このハンストのようなみんなの抗議は今後もずっとつづくだろう」と応じたそうです。

  こうしたセンター側の対応の意図が、「ハンスト参加者には入管は不利なとりあつかいをするぞ」というおどしを通じて、被収容者間の団結・連帯を分断することにあるのだろうということは、私たちが面会したハンスト参加者たちも話しておりました。また、ある程度、そうしたセンター側の出方も予想していたようです。

  私たちとしては、東日本入管センターが、ハンスト参加者や入管に強い姿勢で抗議する被収容者に不利なとりあつかいをすることのないよう、監視していく必要があります。それは、収容が長期にわたるひとから差別なく順次、仮放免許可を出していくようセンターに求めていくことであり、つまり、長期収容反対という今回のハンストにおける被収容者たちの要求に合致することです。

  みなさまがたにも、東日本入管センターの長期収容問題と被収容者たちのたたかいに、いっそうの注目と情報拡散をおねがいいたします。

【抗議先】

東日本入国管理センター

  • 電話: 029-875-1291
  • FAX: 029-830-9010

【カンパの送金先】

     ゆうちょ銀行  記号10560  番号  22655891
    口座名  カリホウメンシャノカイ

  郵便局以外から振込する場合は、
    店名  〇八五(読み  ゼロハチゴ)    店番 085
    普通預金  口座番号  2265589


◇        ◇        ◇        ◇        ◇

  以下、本日8月28日づけで提出した「申入書」2通(それぞれ、東日本入管センターにあてたものと、法務省入国管理局にあてたもの)を、転載します。


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申  入  書
2012年8月28日

東日本入国管理センター所長  殿

仮放免者の会(関東)                              
BOND(外国人労働者・難民と共に歩む会)


  私たちは、本年8月10日の全国統一一斉面会に際しても、貴職に「長期収容者などへの仮放免許可」を申入れました。それは昨年夏季以降、貴センター被収容者数が増大し、それにつれて長期収容者数が増大し、ついには自殺未遂者が相次ぐ状況にまで至っているからです。私たちが面会する被収容者たちからは、何度仮放免申請しても不許可が続き、不許可理由も教えてもらえず、これからどうしたら良いのかわからない、病気で願箋を出しても医者に診察してもらえるまで一ヶ月もかかる、などの深刻な訴えを聞かされます。自殺未遂以外にも、3B・8Aなどでのハンスト、死を覚悟した無期限の拒食、多発するケンカなど、支援者側も心を痛め、対応に追われる事態が相次いでいます。また、納付不可能な保証金額が提示され、結局、仮放免不許可処分となる例もあります。

  そういうなかで、本年8月20日からは大規模なハンストが発生しました。このハンストは、当初約120名で開始され、一週間が過ぎた昨日段階でも70名以上が続行しています。各ブロックのハンスト参加者間では緊密な連携を取りにくいため、面会して聞くと要求項目や要求の仕方などについてそれぞれなりの意見を持っていました。一昨年5月や昨年8月、10月などのハンスト時には見られなかったことですが、ハンスト参加者名が私たちに知られないようにと貴職が妨害されたため、私たちはより多くのハンスト参加者と面会してより多くの者の意見を聞くことができません。しかし、昨日までの面会を通じて、ハンスト参加者たちの要求の最大公約数としては、長期収容反対の一点にまとめることができます。

  私たちとしても、ハンスト参加者たちの要求としてある長期収容反対との見解に全面的に賛同します。私たちは退令収容から6ヶ月を越えたら長期収容であると認識して、これまでも繰り返し、貴職に対して6ヶ月以上の収容を行わない旨を申入れてきました。ところが貴センターには現在、退令収容1年を超える者が増大しています。

  退令収容から6ヶ月のころには誰もが拘禁反応に苦しんでおり、それが1年も続くと、このまま無期限に収容され続けるのかと人生に絶望するようになっています。そうした状態が、ハンスト、自殺未遂、ケンカの多発などを生み出しています。

  すでに一昨年7月30日、法務省入国管理局は「被収容者の個々の事情に応じて仮放免を弾力的に活用することにより、収容長期化をできるだけ回避するよう取り組む」と報道発表をしているのであり、これを履行し、長期収容を回避していただくことを申入れます。

以  上

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申  入  書
2012年8月28日


法務大臣  殿
法務省入国管理局長  殿


仮放免者の会(関東)                              
BOND(外国人労働者・難民と共に歩む会)

  今月20日から、東日本入国管理センターにおいて寮・ブロックをまたがっての同時多発的な大規模なハンガーストライキが被収容者によって行われています。本日付の東日本センター所長あての申入書も添付しますのでご参照ください。

  貴職らは、一昨年7月30日に「退去強制令書により収容する者の仮放免に関する検証等について」との報道発表を行い、そのなかで「被収容者の個々の事情に応じて仮放免を弾力的に活用することにより、収容長期化をできるだけ回避するよう取り組む」と入管行政における方針を明らかにされました。

  しかるに東日本センターでは、昨年より収容の長期化傾向が見受けられます。私たちは、東日本センターの運用全般への申入れや個別案件での申入れ時にいくども、なぜ本省報道発表と違う事態になっているのかと東日本センターに質問しました。その答えとしては、常に「本省報道発表では長期収容とする期間が具体的に明示されていない」「本省の報道発表も仮放免許否審査において総合的に判断する際の一つ」などと返ってきます。貴職らから入国者収容所各センターには、報道発表と同趣旨の方針が指示されていると認識していましたが、そうではないのでしょうか。また、東日本センターの現在の収容状況を貴職らはどのように認識されているのでしょうか。私たちとしては、東日本センターとのやり取りを通じて入管行政への不信が深まるばかりです。

  東日本センターにおいては現在、ハンスト、自殺未遂、ケンカなどが多発しています。貴職らが東日本センターの収容状況を掌握し、改善させられなければ、被収容者はますます追い詰められていきます。東日本センター被収容者がおかれた深刻な状況に御理解いただき、これ以上の悲劇を招かないよう適切な対処をしていただくよう申入れます。

以  上

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参考資料

Monday, August 27, 2012

東日本入管被収容者、大規模ハンスト開始より1週間――ひきつづき情報拡散、カンパ、抗議をお願いします




  8月20日(月曜日)にはじまった、東日本入国管理センター被収容者による大規模ハンストは、ちょうど1週間たった今も継続中です。


  仮放免者の会では、ハンスト開始後、面会のできない土曜・日曜をのぞいて毎日、ハンスト参加者への面会・必要な物品の差入れ等をおこなっております。

  ひきつづき、みなさまには情報拡散、カンパ、東日本入国管理センターへの抗議にご協力お願いいたします。


【抗議・意見提起のあてさき】

東日本入国管理センター

  • 電話: 029-875-1291
  • FAX: 029-830-9010


【カンパの送金先】

     ゆうちょ銀行  記号10560  番号  22655891
    口座名  カリホウメンシャノカイ

  郵便局以外から振込する場合は、
    店名  〇八五(読み  ゼロハチゴ)    店番 085
    普通預金  口座番号  2265589


  8月24日(金曜日)には、関東弁護士会連合会(関弁連)が、ハンストの調査に東日本入管センターをおとずれました。関弁連は、センターの被収容者処遇の問題に精力的に取り組んでおられます。7月には、センターの所長あてに「要望書」も提出されてます。



  以下の動画は、24日にセンターをおとずれた支援者と関弁連の弁護士の談話です。


Saturday, August 25, 2012

東日本入管センター、ハンスト参加者よりメッセージ(1)

  お知らせしているとおり、東日本入国管理センターの被収容者たちが、長期収容に抗議して大規模なハンガーストライキをおこなっています。


  東日本入管センターへの抗議にご協力していただいたみなさまに、心から敬意を表します。また、たくさんのかたがたが、ハンスト支援のカンパと情報拡散の呼びかけに応じてくださっています。あつくお礼をもうしあげます。

  このたびの集団ハンストに参加しているブロックのひとつ、3Aブロックの被収容者たちから、メッセージをあずかりましたので、その全文を公表します。

  ひきつづき、センターへの抗議とカンパにご協力ねがいます。また、ツイッターやフェイスブック、メーリングリストへの投稿などをとおしての情報拡散も、ひきつづきご協力ください。



【抗議・意見提起のあてさき】

東日本入国管理センター
  • 電話: 029-875-1291
  • FAX: 029-830-9010


【カンパの送金先】

     ゆうちょ銀行  記号10560  番号  22655891

    口座名  カリホウメンシャノカイ

  郵便局以外から振込する場合は、
    店名  〇八五(読み  ゼロハチゴ)    店番 085
    普通預金  口座番号  2265589



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平成24年8月24日 
日本人の皆様へ

   私達は、東日本入国管理センターで収容されている外国人収容者です。今、入管内の状況がとても悪い事から体力とストレスの限界に至っております、私達は今まで何度も何度も長期収容をやめて頂く様、お願いをしてきましたが、この問題は今だに改善されていません。

  私達は、これ以上お願いしても何も変わらない事を分かり、平成24年8月20日付約120人を始め無期限のハンガーストライキを始めました。

  毎日体力の低下とストレスが大きなダメージとなって私達の体に押し掛かっています。中にはめまいや体力の限界を感じ、たおれる人もいます。しかし入管側は何もしようとしません。このままでは私達は死んでしまいます。。。

  1日も早くこの問題を真剣に考えて頂く様 心から祈って戦っています。

 以上





Wednesday, August 22, 2012

抗議・カンパ・情報拡散のお願い――東日本入管センター被収容者のハンストについて

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移民・難民問題にとりくむ全国の皆さまへ

2012年8月21日


仮放免者の会(関東)                               
BOND(外国人労働者・難民と共に歩む会)
    連絡先  宮廻(みやさこ)  090-6547-7628


  日頃のご尽力に敬意を表します。

  本日の東京新聞など各紙朝刊ですでにご存じの事と思いますが、昨日8月20日から、東日本入国管理センターの被収容者120名が、長期収容に反対してハンガーストライキを開始しました。


  長期収容問題と言えば、2010年3月に西日本センター、同年5月に東日本センターで被収容者による大規模ハンストがおこなわれ、国会でも取り上げられ、同年7月には法務省入国管理局が「長期収容をできるだけ回避するよう取り組む」と報道発表し、問題は基本的に解決したようにも思われてきました。しかし、東日本センターでは解決するどころかますます深刻化してきています。

  深刻化の起点は昨年3月の東日本大震災です。それまでは、退去強制令書発付処分を受けた者で、帰国する者、帰国できない事情があって残らざるを得ない者(家族が日本にいる者や難民など)の両方が地方局から東日本センターに移収され、帰国する者は成田へとさらに移収されていました。大震災後は、東京入管、同横浜支局で退令発付を受けた者で帰国する者は、直接、成田に移収されるようになりました。震源地と福島第一原発に近い茨城県に、帰国する者を東京や神奈川から移収することは当事者の生命・健康に危険性をもたらすことであり、東京・神奈川から成田空港に直接移収するというのは的確な判断だと思われます。しかしこのため、常時400人以上収容していた東日本センターの被収容者数は半減しました。そして現在、被収容者数は400名近くまでに回復してきています。東日本センターは、収容期間を長期化させることによって被収容者数を回復させたのです。

  関東の支援者は、長期収容を回避するために、仮放免保証人がいなければ保証人を引き受け、仮放免後の住居がなければ探してきました。そして仮放免許可申請をし、許可がおりれば喜び、不許可になれば当事者を励まして次の仮放免申請を準備してきました。そうした出来事のすべてが、大震災以降、東日本センターの被収容者総数の数合わせのなかでの事でしかなかったのです。私たち関東の支援者は、東日本センターの意図を見抜けなかったふがいなさを真摯に反省しなければなりません。その結果、被収容者数は増大し、それにつれて長期収容者も増大し、最近の相次ぐ自殺未遂という事態まで招いてしまいました。

  一昨年7月の本省報道発表を反故にしても被収容者数を増大させる東日本センターの意図の背景についてはいまだにわかりません。次年度の予算獲得のためかとも思われますが、空港業務や本年7月の在留カード導入で人員不足の入管行政が、なにゆえ東日本センターに予算や人員を確保しづけようとするのでしょうか。ある被収容者が、差し入れできる品目を増やしてほしいと要求したところ、それに答えて東日本センター職員が言ったのは「そんなことをしたら売店が潰れるからできない」との事だったそうです。売店、給食業者、警備会社、清掃会社に黒字を確保させるために被収容者数を400名台に回復させなければならなかったのかもしれません。

  東日本センターの意図の背景はともかくとして、犠牲となるのは被収容者です。被収容者が置かれた甚大な人権侵害を是正するためには、もはや関東の当事者や支援者だけの力ではどうにもなりません。全国の支援者、被収容者・非正規滞在者に心を寄せていただいている皆さまの力をお借りしなければなりません。

  東日本センターによる被収容者の増大、それに伴う長期収容者の増大に対して、抗議・意見提起をお願いしたします。

  東日本センターの連絡先は以下の通りです。
  • 029-875-1291
  • 029-830-9010(FAX)

 どうしても食後服用の薬を飲まなければならない被収容者も今回のハンストに参加しています。彼らにはビスケットなどを差し入れ、何とか薬を飲み続けてもらう必要があります。今回のハンストの規模はいまだかつてない大規模なものなので、差し入れをするにも資金が必要です。カンパしていただけるかたは、以下の口座に送金をお願いします。

    ゆうちょ銀行  記号10560  番号  22655891
    口座名  カリホウメンシャノカイ

  郵便局以外から振込する場合は、
    店名  〇八五(読み  ゼロハチゴ)    店番 085
    普通預金  口座番号  2265589
  にお願いいたします。

  今回のハンストに先立ち、あるブロックは以下の要求書を所長あてに提出しました。長期収容者が増えるなか、重病者も増え、切羽詰まった中で提出した文章です。



所長殿

  私達、全収容者は今まで何度も何度も、長期収容をやめて頂きたくお願いしてきましたが、この問題は今だに解決されていないにも拘わらず、この2ヶ月間に大勢な人の仮放免が不許可となっております。

  この問題は今、全収容者に多大なストレスとなっております。私達はこのままではストレスの限界にいたすと感じています。

  早急にこの問題を改善して頂くよう宜しくお願い申し上げます。



 東日本センター被収容者が置かれた苦境に御理解いただき、ご協力いただけるよう重ねてお願いいたします。

以 上

Tuesday, August 21, 2012

【速報】8月20日、東日本入管センターで大規模ハンスト開始

  8月20日(月)、東日本入国管理センターで、被収容者120名が長期収容に反対してハンガーストライキを開始しました。

  昨年3月の東日本日本大震災と東京電力の原発事故以降、東日本センターでは、帰国する被正規滞在者が東京入管などから移って来なくなり(東京入管などから直接、成田空港に移されるようになった)、被収容者は在留希望者のみとなり、被収容者数が激減しました。その後、東日本センターは収容人員確保のためというセンター側の都合としか言いようのない動機で仮放免許可を出しにくくし、長期収容者が増大しています。その結果、幾度も仮放免申請が不許可になり自殺未遂にいたるケースが相次いでいます。

  そういう絶望的状況のなか、被収容総数の3分の1が今回のハンストに参加しています。

  くわしい情報、また東日本センター側の対応をふくめた今後の推移について、報告していきます。注目のほど、よろしくお願いします。

  以下、関連する資料2つを掲載ておきます。ひとつは、この「ハンストにあたって東日本センターの被収容者たちが作成した要求書です。もうひとつは、8月10日の統一一斉面会で、私たち仮放免者の会(関東)が東日本センターに提出した申入書です。


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【資料1】東日本センター被収容者の要求書


所長殿

  私達、全収容者は今まで何度も何度も、長期収容をやめて頂きたくお願いしてきましたが、この問題は今だに解決されていないにも拘わらず、この2ヶ月間に大勢な人の仮放免が不許可となっております。

  この問題は今、全収容者に多大なストレスとなっております。私達はこのままではストレスの限界にいたすと感じています。

  早急にこの問題を改善して頂くよう宜しくお願い申し上げます。






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【資料2】仮放免者の会(関東)の申入書

申 入 書


2012年8月10日
東日本入国管理センター所長 殿
仮放免者の会(関東)


一、長期収容者などへの仮放免許可
  センターでの収容実態は監禁的収容であり、精神を破壊し健康を著しく害するものです。事実、ほとんどの被収容者には目まい、頭痛、吐き気、不眠、食欲不振などの拘禁反応が現れてきます。一昨年7月30日、法務省入国管理局は「被収容者の個々の事情に応じて仮放免を弾力的に活用することにより、収容長期化をできるだけ回避するよう取り組む」と報道発表をしました。これを履行していただきたい。これまでも「(1)退令収容期間が半年を越える者 (2)収容に耐えることの出来ない重病者 (3)難民申請者(難民該当性の立証を妨げる) (4)再収容者(再収容者は通算で長期収容にならざるを得ない)」への即刻の仮放免許可を申入れましたが重ねて申入れます。

  私たちも長期収容回避の実現に向けて、支援者は仮放免保証人・同申請人などを引き受け、仮放免者は被収容者の仮放免後の住居探しを手伝うなどしてきました。しかし、貴センターでの仮放免許否状況を見た時、330~340名程度の被収容者数の維持を第一において仮放免許否判断を行っているとしか思えません。貴センターには、昨年の東日本大震災までは地方局で帰国に同意した者も収容されていましたが、大震災後は基本的に帰国忌避者のみが移収されてきています。そのため昨年度の前半には被収容者数が大幅に減少しましたが、昨年12月には1Bブロックが再開され、被収容者数は330名ほどに増加しました。その後、本年4・5月には、品川・横浜などからの移収者が多く、その分、貴職から仮放免許可を受けて出所しました。しかし、移収者が減少した5月下旬から不許可件数が増え、しかも、6月には仮放免後に就労しない旨の確約書に被収容者が署名したにも関わらず不許可となるケースが相次ぎました。これについては被収容者からのハンガーストライキも含む抗議や家族からの抗議などもあってすでに是正されていますが、なぜ6月にあのような事態が生起したのかを考えると、貴職が被収容者数を330~340名程度に調整するためになしたとしか理解できません。人道的配慮から行われる仮放免の許否判断が、来年度の予算獲得のために左右されているとしたらゆゆしき事態です。そうでないのならば、なぜあのような事態にいたったのか説明いただきたい。

  上記本省報道発表には私たちは大いに期待しました。だから私たちも精いっぱい努力してきたのです。しかし貴職は、昨年6月には仮放免後の指定住居をめぐって制限を課し、10月には上記の不就労確約書へのサインを義務付け、さらに一部の保証人や住居提供者に対してまで当該被収容者が仮放免されたのちに就労させない旨の書面までとるようになりました。貴センターでの運用は、上記本省報道発表に明らかに逆行し、収容の長期化を招いています。帰国忌避者は、難民申請者であったり家族が日本にいたり生活基盤を日本に移していたりと、それぞれなりに理由があって帰国できない者たちです。退令収容が半年であれ1年であれ2年であれ、その苦難を耐え忍ぶしかありません。実際、昨年1年間を通じて常時300名以上の大量収容を続けた貴センターにおいて、長期に収容することによって送還された者は数えるほどしかいません。行政効果がほとんどなく税金を無駄に使い、被収容者には深刻な人権侵害を強いる長期収容は何のために行われているのでしょうか。あたかも、大震災後に帰国する者が移収されてこなくなった分、帰国忌避者の収容を長期化させて収容人員を確保しようとしているとしか理解できません。品川や横浜が頑張って非正規滞在者を摘発し、仙台も頑張って震災復興現場で働く非正規滞在者を摘発して牛久に大量に回してくれば「収容長期化をできるだけ回避するよう取り組む」ことができるとでも言うのでしょうか。



二、処遇の改善について
  処遇の問題に限りませんが各ブロックから要求書(申出書)が貴職宛に提出されています。私たちも被収容者に面会した際、不満・要望などがあればブロック内で討議して貴職宛に要求書を出すように助言しています。これについてはお伝えしているように、昨年2月の首から下が麻痺状態となった自殺未遂者のような悲劇を二度と繰り返さないように、昨年6月ころから牛久被収容者に呼びかけ始めました。被収容者処遇規則にも反する貴センターでの劣悪な処遇、しかも収容が長期化するなかで被収容者のストレスは高進し、時に昨年2月24日の9Aブロックの帰室拒否行動のような突発的な事態を生み出します。こうした事態への貴センターの対応がまずければ被収容者の怒りや興奮が高まり、再び三度と同様の悲劇をもたらすことが危惧されます。
  最近も自殺未遂や死を覚悟した長期の拒食がありましたが、こういう事態を無くしたいという点においては貴職と私たちが一致する所です。最近の2件の長期拒食に対しても、貴センターは適切に対処され、私たちとしてもできる限りの努力をして摂食再開にこぎつけることができました。当会に限らず、弁護士会、各支援団体などにも御尽力いただきました。多数かつ多様な被収容者がいる中、一つの方法で自殺未遂などを完全に防げるわけではありませんが、各ブロック内で討議し、要求をまとめて貴職に提出し、それに貴職が誠実に応えていただければ各ブロックの雰囲気は良くなります。今年度に入って、4月からの官給食の改善、同月29日からの日曜日の戸外運動、5月から窓を若干開けるようになったこと、7月からの午前中のフリータイムの延長、女性ブロックの古くなった畳を今年中には替えてもらえることなど、いずれも被収容者はとても喜んでいます。窓が数センチ開けられて、初めて観光名所の牛久大仏を見ることができたと喜ぶ被収容者もいました。被収容者からの要求に応えるには予算措置が必要となるケースも多々あるでしょうが、あまりに人権を侵害した状態から一歩ずつでも改善するために、また被収容者を絶望に追いやらないために、各ブロックからの要求に対しては誠意ある対応を申入れます。最近の自殺未遂や長期の拒食は、個人的な特質によるものだけではないようです。長期にわたる監禁的拘束、いつまでも診察してもらえない疾病による苦しみ、夏場を迎えて冷房は効くようにしていただいたものの密閉空間での低湿度による喉の痛みなど、被収容者のストレスは明らかに高進しています。
  引き続いての重大な問題は医療問題です。収容が長期化する中で持病は悪化し、健康だった者も拘禁反応に苦しめられます。また1日40分の戸外運動は被収容者がストレスを発散する第一の場であり、そこでの堅い壁と地面、運動シューズの未整備のためケガが絶えません。昨年度までの勤務医は最悪でしたが、彼女は辞めたものの今年度に入っての医師の勤務体制は整備されず、願箋を出してから2週間・3週間、ひどい場合は1ヶ月以上待たされます。現在の状況では、貴職が収容主体責任を果たしているとは思えません。貴センターが勤務医の求人に努力されていることは承知していますが、被収容者の生命・健康は、貴職らが努力しているからとすまされる問題でもありません。結核菌の排菌者が出れば該当者・同房ないし同ブロックの者や貴センター職員、牛久市民・茨城県民に対しても多大な犠牲を強いることになります。医師の増員あるいは被収容者数の減少をもって現状を早急に打開し、病人・けが人が速やかに診察・治療を受けられるよう申入れます。
以 上