10月11日にはじめられたハンストは、現在もつづけられています。これは9月12に3Aブロックの収容者が連名で提出した意見書へのセンターからの回答が、回答期限をすぎてもまったくないことから開始されました。前記事に掲載した意見書を読んでいただければ分かるとおり、収容者たちは、虐待ともいえるような人権侵害を受けているにもかかわらず、入管職員たちの立場をおもんばかり、収容者・職員おたがいにとって(!!)よりよい関係をつくりあげていきましょうという提案・呼びかけさえもふくんだ意見書を提出しています。
ところが、センター側の反応は、回答拒否でした。いや、回答を拒否するという意思すら収容者たちにつたえていないわけですから、これは「無視」「黙殺」というべきでしょう。
わたしたちは、東日本入管センターの収容している外国人にたいするこうした軽視・侮蔑に抗議するとともに、ひきつづきみなさまにセンターへの抗議をよびかけます。
東日本入国管理センター
- 電話番号: 029-875-1291
- ファクシミリ: 029-830-9010
以下、茨城新聞の記事を転載します。
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仮放免めぐり50人ハンスト
牛久・入管センター
牛久市の東日本入国管理センターに収容中のパキスタン、イラン、インド人男性ら約50人が、仮放免の審査の迅速化などを求めた意見書への回答がないことに抗議し、11日からハンガーストライキをしていることが12日、支援団体などへの取材で分かった。「BOND『外国人労働者・難民と共に歩む会』」によると、同センターには約250人が収容され、無期限ハンストは昨年5月と今年8月に続いて3回目。
(『茨城新聞』2011年10月13日)
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