同センターに対しては、当ブログでもすでに公開した、2A、5A、8Aの各ブロックからの要求書[参照:収容長期化の回避・重病者の治療を!(東日本入管センター被収容者の連名要求書)]とあわせ、誠意をもって回答するようもとめます。
上記の記事でも述べたとおり、東日本入国管理センターはあきらかに収容能力をこえた過剰収容といえる状況にあることが、2Bブロックの申入書からもわかります。とくに長期収容になっている被収容者や病状の深刻な被収容者を仮放免によって出所させて、収容人数を大幅に減らすべきです。そうしないかぎり、申入書が言及しているような、収容によって身体がぼろぼろにされた人が仮放免直後に死亡するという事件がまたくり返されるだろうと、言わざるをえません。
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申 入 書
私達は現在、東日本入国管理センターに生活している収容者たちです。
この度、当収容所2Bブロックの意見があり、申入書を書くことに致しました。
仮放免の結果がいつに出るなのかわかりません。その不安の中で、様々のストレスや病気が起きています。
去年、男子寮の方で、収容してから1年8ヶ月で、やっと念願の仮放免の許可がなりました。残念ながら、出所して約1ヶ月で、治療の遅れがあって、死亡したというケースがありました。
そのきっかけもあって、病気を早めに対応していただきたいと思います。
<1>乳癌、子宮癌、卵巣癌の定期検査について
現在、医学の進歩によって、早期発見なら、治療ができます。
此処で6ヶ月~3年まで生活している人が少なくありませんが、この検査は、女性にとって不可欠なものです。
<2>心臓の定期検査について
心臓は、人にとって一番大切の器官ですが、一年一度を検査していただきたいと思います。
<3>持病の件について
例えば、顔面マヒ、コレステロールなど、できれば、長いの検討をせずに、一刻でも早めに外の病院で治療をうけるようにお願い申し上げます。
<4>風邪薬の件について
普段、気温の変化によって、とても風邪ひきやすいので、差入れとかできるかもしれないので、面会にきてくれない人と金銭面で余裕ないの人がいますが、此処で風邪薬を用意していただきたいと思います。
<5>食事の件について
日頃の食事からみると、揚げ物がとても多いようですが、揚げ物を減らして、やき魚、煮魚、豚肉や牛肉増やしてもらいたので、カレーがいつもとり肉なので、種類が増して欲しいのです。
そして、食器の片付けが早すぎるので、間に合わない人が多いですが、回収時間が少しを延長していただきたいと思います。
<6>運動時間の延長について
私たち日頃には、外に出る機会がないので、様々のストレスが溜まっているようで、普段の運動時間が40分から60分に変更してもらいたいのです。
そして、フリー時間も短いので、[終了時刻を]4:30から9:00に変更していただきたいと思います。
<7>テレビの件について
私たち、住んでいるの部屋はかなり大きいので、テレビが小さいし、部屋にいる時間が多いので、テレビみるの機会が多いので、大きいのテレビを交換してもらいたいのです。
そして、テレビのカバーを外していただきたいと思います。
<8>洗濯場と部屋すべての換気扇について
私達の部屋は、換気扇の掃除をしていないし、空気の流れがとてもわるいのですが、いつものどが痛いですし、鼻もつまっているのです。
ですから、換気扇の掃除をして、もっと強く廻して欲しい。
そして、通路の窓がもっと大きく開けて、できれば、24時間を開けていただきたいと思います。
是非、私達の意見を検討していただきたいと思います。
突然申入書を差し上げ、お願いしている失礼をお許し下さい。
関係者の皆様ご多忙中恐縮ではございますが、3週間くらいで回答していただきたく申し上げます。
以上
平成二十六年一月六日
関係者の皆様、所長様
収容者より
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