WITHは、大阪府茨木市の西日本入管センターの非人道的な収容と強制送還に抗議し、同センターでの面会活動なども精力的におこなっているグループです。
以下、連帯メッセージを紹介させていただきます。メッセージは、英文・日本語文(漢字かなまじり)・日本語文(ひらがな・カタカナ)の3バージョンでおくっていただきました(「ひらがな・かたかな」と「漢字かなまじり」のものは、この記事を下にスクロールしてお読みください)。
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October, 16th , 2011
Dear my friends in Kantou areaWITH
It has been a year since the Inaugural Assembly for PRAJ (Provisional Release Association in Japan) in Kantou Area in October 2010. We are pleased to witness the progress in the actions involved, at the same time, hope that one of our goals: “End All Re-Detention by Immigration and Get Visa!” will be realized. We hereby send you a message of solidarity from Kansai.
We, a volunteer group called “WITH” have seen many people detained in the long-term, while their mental and physical health is greatly harmed, and released with no right to work or no health insurance. We have questioned ourselves many times if we could break this high, thick wall in front of us. While meeting detainees and supporting people on provisional release, we were not sure if we could change the situation.
But the last few years, we are seeing the light of hope. We witnessed two hunger strikes occurred in Ibaraki (Nishi Nihon) and Ushiku (Higashi Nihon)last year. During the two hunger strikes, we, WITH, have communicated with the detainees by telephone every day. The detainees became full of energy day by day, and we learned the power to break the wall had to be made this way.
It is you who break the wall. Your decision and power, to fight the immigration until you get a status of residence, will be able to break the wall. This is why we all have to unite our power and efforts, and fight for our rights.
Later on, there have been newly born PRAJ in many areas including Kansai, Kantou and Tokai. That has made it come true to unite ourselves all over Japan in order to fight against re-detention in immigration centers and for obtaining a status of residence. Everybody is determined to fight the immigration for the right to stay in Japan, not being afraid of re-detention.
Today for the second Assembly of PRAJ in Kantou Area ,we, WITH, are going to send you the message below.
Each of you has different backgrounds, but what you have in common is your wish to live in Japan. Let’s make a protest together when the immigration tells you, “Go back to your country because your trial is finished!” or “We will never give you a status of residence!” Even if you are re-detained, tell the immigration that you are not leaving Japan. And, the rest of us will make a protest to release him/her as soon as possible. Please stay with us and work for everyone, even after you obtain a status of residence. We have to work together until all of you obtain one.
We, “WITH”, will promise to work with you until the end. Thank you.
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2011ねん10がつ16にち
かんとう「かりほうめんしゃのかい」
だい2かい たいかい に よせて
WITH(にしにほんにゅうかんセンターを かんがえる かい)
さくねん 10がつの かんとう「かりほうめんしゃのかい」の けっせい たいかい から 1ねんが すぎました。この1ねんで みなさんの かつどうが すすんで いることを およろこび もうしあげます。そして、いちにちも はやく「にゅうかんによる さいしゅうようを かんぜんに ストップし、ざいりゅうしかくの しゅとくへ」という ねがいが じつげん されることを いのって、かんさいからの れんたいの メッセージを とどけます。
わたしたちWITH(「にしにほんにゅうかんセンターを かんがえる かい」)わ、まいしゅう いばらきし に ある にしにほんにゅうかんセンターに しゅうようされている かたがたと めんかいし、そして かりほうめん された かたがたの せいかつしえんを つづけています。そんな なかで わたしたちが ずっと なやんでいたこと、それわ、ながいあいだ しゅうようされ、からだも こころも ボロボロになり、そして はたらく けんりも けんこうほけんも ないままで かりほうめんされる、・・・この たかくて かたい かべを のりこえることが できるのだろうか、と いうこと でした。
しかし ここすうねん、すこしずつ ひかりが みえ はじめました。きょねんの 3がつと5がつ、かんさいと かんとうのふたつの にゅうかんセンターで あいついで ハンストが おこりました。とうじ WITHわ、まいにち、ハンストを たたかっている ひとたちと でんわで れんらくを していましたが、しゅうよう されている ひとたちの ちからが どんどんおおきく なったことを かんじて いました。かべを こわす ちからわ このようにして つくられて いくのだ、そして、きっと ちかいうちに このかべを くずす ひが くるはずだ、と おもうように なりました。
そのご、かんさい・かんとう・とうかい で つぎつぎと「かりほうめんしゃのかい」が つくられ、さいしゅうようストップ と ざいりゅうしかくかくとくを もとめて ぜんこくてきな だんけつが じつげん されました。さいしゅうようを おそれず、ざいりゅうしかくかくとく まで にゅうかんと たたかおう、と みなさんが ちからづよく けつい したから です。
きょうの かんとう「かりほうめんしゃのかい」だい2かい たいかい に さんかされた みなさんに、WITHから、メッセージを つたえます。
もしも にゅうかんから「さいばんが おわったんだから かえれ!」とか、「ぜったいに ざいりゅうしかく なんか やらないからな!」と いわれたら みんなで こうぎ しましょう。さいしゅうよう されても「わたしわ かえらない!」と はっきり いいましょう。ほかの みんなわ「さいしゅうよう するな!はやく かりほうめん せよ!」と にゅうかんに ようきゅう しましょう。そして たとえ じぶんに ざいりゅうしかくが でても、なかまぜんいんが ざいりゅうしかくが とれるまで いっしょに たたかいましょう。
ここに さんか している みなさん ひとりひとりが ちからを あわせて、たかい かべを こわし、じぶんたちの けんりを たたかい とりましょう。WITHわ、さいごまで しえん しつづけることを やくそくします。いっしょに がんばりましょう。
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2011年10月16日
関東「仮放免者の会」第2回大会に寄せて
WITH(西日本入管センターを考える会)
昨年10月の関東「仮放免者の会」の結成大会から1年が過ぎました。この間の活動の前進を喜ぶと同時に、一日も早く「入管による再収容を完全にストップし、在留資格の取得へ(End All Re-Detention by Immigration and Get Visa!)」という願いが実現することを祈って、遠く関西から連帯のメッセージを届けます。
私たちWITH(「西日本入管センターを考える会」)は、茨木市にある西日本入管センターに収容されている方々と毎週面会し、そしてささやかながらも仮放免された方々の生活支援を続けています。活動しながら私たちがずっと悩んできたこと、それは、長期間収容され、身も心もむしばまれ、そして働く権利も健康保険もないままで仮放免される・・・この高くて堅い壁をいつの日か乗り越えることが出来るのだろうか、ということでした。
しかしここ数年、少しずつあかりが見え始めました。昨年の3月と5月、関西と関東の二つの入管センターで相次いでハンストが起こりました。当時WITHは、毎日、ハンストを闘っている人たちと電話で連絡をしていましたが、日一日、収容されている人たちの力がどんどん大きくなったことを実感しました。壁を壊す力はこのようにして作られていくのだ、そして、きっと近いうちにこの壁を崩す日が来るはずだ、と思うようになりました。
その後、関西、関東、東海で次々と「仮放免者の会」が結成され、再収容阻止と在留資格獲得を求めて全国的な団結が実現されました。再収容を恐れず、在留資格獲得まで入管と闘おう、とみなさんが力強く決意した成果です。
今日の関東「仮放免者の会」第2回大会に参加されたみなさんに、WITHから、以下のメッセージを伝えます。
入管に「裁判が終わったんだから帰れ!」とか、「絶対に在留資格なんかやらないからな!」と言われたら、みんなで抗議しましょう。たとえ再収容されても「私は帰らない!」とはっきり言いましょう。他のみんなは「再収容するな!早く仮放免せよ!」と入管に要求しましょう。そして、たとえ自分に在留資格が出ても、仲間全員が在留資格をとれるまで一緒に闘いましょう。
ここに参加しているみなさん一人ひとりが力を合わせて、高い壁を壊し、自分たちの権利をたたかい取りましょう。WITHは最後まで支援し続けることを約束します。一緒にがんばりましょう。
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