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2011年8月5日
私たち東日本入国管理センターに収容されている収容者です。みんないろいろな病気を持って過酷な収容生活を送り続けている。体の痛み、腹痛、頭痛、眩暈、食欲不振、不眠、皮疹、無月経、イライラ感など症状が現れてきていました。これらの症状は収容による心因反応として収容が長くなれば症状がさらに悪化する可能性が高いでしょう。しかし常駐医師はおらず、収容自体が病気の原因悪化させている事から入管内での治療はまず無理です。ですから外の病院で受診してもらって、それとも長時間の収容によるショックとストレスが受けて早めに仮放免の許可をもらいたいと願います。どうかよろしくお願いしたいです。
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ごらんのとおり、要求書は、収容自体が収容者の病気・健康悪化の原因になっていること、また入管がこれに対してじゅうぶんな医療上の対処をとっていないことを指摘しています。そのうえで、外部の病院での診療、もしくは早期仮放免を入管センター側にもとめる内容となっております。
上記の要求文の下には、プライバシーにかかわることがらなので割愛しましたが、以下のような収容者個々人ごとの病状や外にいる家族の事情が具体的に述べられています。
- 半年以上、生理がとまっている。
- 盲腸炎とおもわれる腹痛。
- 不眠がつづいている。
- 体の痛みと頭痛が毎日のように感じる。
- 5ヶ月生理がこない。
- 嘔吐・食欲不振・腹痛・お腹の張り。1年以上入管の医者が出す薬を飲んでいるが、同じ症状が続いている。
- 養育している子どもに知的障碍がある。自分が収容されているため、施設にあずけられている。早く出て面倒をみたい。
- 夫に持病があり、毎日通院している。心配だし面倒をみたいので、早く出たい。
- 自分が十二指腸潰瘍ではないかと疑っている。
以下、東日本入管の件ではなく、東京入管(品川)ですが、長期のしかも劣悪な環境での収容による健康被害について、今年4月に収容者じしんが連名で出した要請書についての記事をリンクしておきます。こちらもあわせてお読みください。
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