大阪入管の職員らがトルコ人被収容者(当時)に集団で暴行をくわえ、右肩を骨折する負傷をおわせた事件の民事訴訟(国家賠償請求訴訟)。
9月12日(水)15時より、大阪地裁にて、第2回の公判が開かれました。被害者で原告のMさんも出廷しておりました。
今回は、原告の訴状に対する被告(国側)の反論がおこなわれました。「反論」とはいっても、やりとりは基本的に書面でおこなわれます。なので、書面の形式的なことがらについての質問と次回の日程調整ぐらいで今回は終わるのではないかと予想しながら、傍聴席につきました。
ところが、公判は思いのほか刺激的なものでした。裁判官から、原告・被告双方の書面について、つっこんだ質問がいくつか出されたからです。これら質問の内容からは、裁判官が、双方の主張をていねいに読みこんだうえで公判にのぞんでいるとの印象を受けることができました。公判がすすみ最終的に、公正な正義にかなった判断がくだされることを期待したいと思います。
次回の公判は以下の日時と場所で開かれます。可能な方はぜひ傍聴に足をはこんでください。また、注目、情報拡散をお願いいたします。
日時:11月7日(水) 13:30~
場所:大阪地方裁判所 810号法廷
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